メガネ君がどんどんダメ人間になっていく過程を生暖かく見守るサイト。


by rockaway-beach

突発的衝動に駆られてやった。後悔はしていない。

 ―――それは、光の神話。

 その日、衛宮士郎は夢を見た。見知らぬ一人の男が、強大な悪意を前に仁王立ちする姿。既に男は満身創痍。立っていることで精一杯。

 しかし男は揺るがない。確固たる決意を持って、光をその身にまとう。何故ならその男は一人ではなく―――

 そこで、目が覚めた。その日の夜、衛宮士郎は聖杯戦争に巻き込まれ、その男と再会する。男の名は、姫矢准。“セイバー”のクラスのサーヴァント。

「昔、お前そっくりの奴に会ったことがあるよ、士郎。どうしようもないお人よしで、傷つきやすくて…… そのくせ、芯だけは真っ直ぐなんだ」

「……俺は、そんなに強い人間じゃないよ、姫矢さん」

 壊れかけの少年を、男の言葉が癒す。

「いいか士郎、闇に捕らわれてはいけない」

「……それって、どういう意味さ?」

「闇は闇さ。絶望、諦観、悲観…… 闇に捕らわれると、身動きが取れなくなる。それじゃあ駄目だ。ギリギリまで頑張って、ギリギリまで踏ん張らなければ、神様だって奇跡はくれないんだ」

 そんな二人に忍び寄る、闇。

「そんな…… 桜が、ダークファウスト……?」

「士郎、闇に捕らわれるな!!」

 友の裏切り。

「衛宮ぁ…… 僕はようやく力を手に入れたんだ…… 振るって見たくなるのは当然だろ? ……だから、死ねよ衛宮」

「止めろ! ……止めてくれ、慎二!!」

 絶望が諦観を呼び、諦観が少年の足を止める。

「……桜、そっちに行ってもいいのか?」

 悪夢が恐怖を生み、恐怖が悪夢を形作る。

「……!?」

「あ、アーチャー…… なに、これ?」

「スペースビースト、だと!? なぜこの世界に!!」

 世界を侵食する闇の中、一筋の光が現れる。

「……光の、巨人?」

「まさか、ウルトラマン……?」

 それは、誰もが知る希望の形。誰もが思う無敵の代名詞。

「士郎…… “絆”は、“光”だ」

 一人一人が絆を繋ぎ、

「衛宮くん! 先に行きなさい!!」

「貴様に花道を作ってやるのは癪だが、いたしかたあるまい」

「安心してお兄ちゃん!! だってバーサーカーもいるんだよ!!」

 一人一人が希望を紡ぎ、

「坊やにばっかりいいカッコさせられないわ!」

「ふむ、キャスター。気概にあふれているのはいいのだが、少しばかり年のことも考えたほうがいいと思うぞ」

「ええい面倒くさい! 我の宝具で片っ端から蹴散らしてくれるわー!!」

「テメェは少し加減ってモノを知りやがれー!!」

 その絆が、光になる。

「絆…… ネクサス!」

 NEXUS―――それは受け継がれていく魂の絆。

 Fate/and the ultraman nexus
                   
                                      近日後悔




















「衛宮…… 僕は、僕はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
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by rockaway-beach | 2007-07-19 21:40 | 嘘予告。